日本の医療の驚くべき現状!
「論理」と「データ」によって日本の医療をみると、さまざまな矛盾が見えてくる。「医療現場からの情報公開」を推進し、孤軍奮闘する医師が、放射線やがん治療など、身近な医療問題について講義。政治や利権などにしばられ、必ずしも「科学的」ではない医療というシステムと、われわれはどのように付き合っていけばいいのか。そのヒントとなる考え方を伝授。第1号は、福島原発事故による放射線被ばくをめぐる「専門家」たちの発言を検証し、情報の真偽をいかに見極めるかを講義。さらに、CTによる被ばく線量世界一という、日本の医療被ばくの実態を解説する。
中身チョイ見せ
担当編集から一言
「医療にも大量生産、大量消費の関係がある。大量に作られた薬は、誰かに大量に消費されなければならない。つまりは、病人を大量に作らないといけない。『病人や患者というのは作られる』という視点を持つことが大切」と解説した近藤医師の言葉が強く残っている。近藤医師だから言えるさまざまな分析・解説が詰まったコンテンツです。
講師からのメッセージ(34秒+解説テキスト)
STUDY1 福島原発事故の報道をめぐって(23分32秒)
STUDY2 被ばくと人体(16分43秒)
STUDY3 CT検査と発がん(19分21秒)
STUDY4 専門家が信用できない理由(5分11秒)
深く知るためのQ&A(23分28秒)
用語と解説