日本人の「家族観」は、いかに形成されてきたのか?
原宿カウンセリングセンター所長で臨床心理士の信田さよ子が、豊富な臨床経験から「家族」にまつわるさまざまな問題に対し、独自の視点で解説する新シリーズ『信田さよ子の「家族の問題集」』。第2号のテーマは「刷り込み」。前半のレクチャーでは、常識に支配された「家族観」がいかに人々に刷り込まれていくか、そのメカニズムや、刷り込まれた「家族観」によってもたらされる問題点を事例をあげながら解説。
ダイアローグでは、男性側の「自覚」の問題、「刷り込み」を断ち切るためにはどうすればいいのか、子どもの性教育についてなど、参加者との対話によって理解を深めていきます。
レクチャー 原体験としての「家族観」をいかに払拭するか(17分46秒)
ダイアローグ1 放棄される性教育(4分23秒)
ダイアローグ2 男の罪に無関心な男(4分18秒)
ダイアローグ3 母親の「安全パイ」としての娘(3分2秒)
ダイアローグ4 個人的抵抗の限界(3分42秒)
ダイアローグ5 正義こそが暴力を生む(3分7秒)
ダイアローグ6 「強さ」にすがりつく息子(7分28秒)
ダイアローグ7 その忍耐に意味はあるのか(2分22秒)
ダイアローグ8 籠絡しつつ孤立させる(3分26秒)
ダイアローグ9 ポジティブな刷り込み(2分56秒)
エピローグ 常識に支配しつくされないために(1分21秒)