「一つ出たホイのよさほいのホイ」~4月1日の一言~
談志の短冊に書き残した格言と秘蔵ボイスを1日1つ、30日分。今回の格言短冊には、意識を失う1ヵ月前、亡くなる2ヵ月前の9月下旬に受け取った短冊も多く含まれています。筆致が乱れているのは、寝たきりの状態で家族が持つ短冊に書いていたためです。
また、談志が生きた昭和時代のさまざまな出来事を、談志の視点から解説したテキスト「○月×日はこんな日」を収録。4月の解説テキストは、談志が「兄(あに)さん」と呼び敬愛した色川武大や、昭和に活躍した歌手の三波春夫、小畑実らとのエピソードなどなど読み応え大。4月から新生活を迎える方も、これまでと変わらない方も、談志一級の「毒」にあたってみてください。
担当編集から一言
一級品の毒を一言に凝縮した「日めくりのつもり」。談志師匠が意識を失う1ヵ月前に書いてくださった短冊が商品になった。受け取ったのが9月26日。意識を失ったのが10月27日。判読がやっとだが、しっかりと筆で書いてくださっている。病院のベッドであおむけの状態で、ご家族が差し出す短冊に向かって書いてくださったという。これにて、1年分が完結。
オープニング動画
直筆格言動画&談志ボイス30日分
談志ネタ満載の「○月×日はこんな日」テキスト30日分