昭和の寄席を彩った名人たちとの秘蔵写真!
談志が撮影した楽屋での名人たちも。
立川談志の秘蔵未公開写真を中心に構成するシリーズ「談志の人生@クラウド」。
第3巻は「昭和の大看板」。大看板とは寄席で名前をひときわ大きな看板に書かれた一流の芸人たちのこと。談志は20代前半に当時は貴重品だったカメラを手に入れ、芸人たちの写真を撮りはじめた。楽屋での名人の姿や、写真がほとんど残っていない寄席の色物芸人など、非常に貴重な写真が残されている。第3巻では、昭和の大看板と楽しそうに写っている談志、そして談志自らが写した大看板の写真を集めた。
談志が生涯で著した63冊の中から「談志の言葉」もあわせて紹介。スライドショー動画を楽しむ、個別ページで写真をじっくり見る、印刷可能なPDFファイルで談志の言葉を読む、という3つの味わい方ができる。さらに今回は、写真に登場する芸人のプロフィールつき。
担当編集から一言
談志師匠は「『現在(いま)』という『その頃』の写真を撮っておこう。いつかきっと貴重な写真となる作品も出てくるはずだ」と思い、芸人たちの写真を撮りはじめたと書いています。まさに談志師匠でなければ撮れなかったような写真の数々。たとえば、楽屋で下着姿の文楽師匠やユニフォーム姿の一龍斎貞丈師匠など。皆いい顔で写っています。芸人たちの顔がわかると談志師匠が書いた楽屋噺・芸人論もいっそう楽しめるのではないでしょうか。
スライドショー動画
「名人上手と」
「落語協会時代」(高座写真)
「色物名人と」
収録写真一覧
談志の言葉(PDFファイル)
芸人プロフィール(PDFファイル)
解説テキスト「談志の人生の味わい方」