伝説の高座を終えて上機嫌の談志が歌い、語る!
第2話は、「談志市場」で販売中の「ここだけの家元 第3巻 伝説の高座『鉄拐』2007」に収載されている、2007年名古屋での独演会(毎日新聞社主催)終演後に行われた打ち上げの映像。
のちに「初めて落語の奥義(おうぎ)を覚えた」と回顧した会心の高座を終え、終始上機嫌の談志が、店内に流れる昭和歌謡に合わせて歌い、「いい晩だ」と破顔する。この夜、談志は何を思い、何を語ったのか。談志が落語の真髄に触れた、まさにその日の興奮を伝える貴重映像!
(落語会の正式名称は「毎日落語会VOL.05 ミッドランドスクエアこけら落としスペシャル『立川談志独演会』」)
担当編集から一言
公演が終わると談志師匠は、サービス精神から、体調がよほど悪くない限り主催者や共演者との打ち上げに参加しました。打ち上げでは落語や芸論に終始することが多かったのですが、この日は、高座が会心の出来であったこと、落語好きの店のオーナーが気をきかせて大好きな昭和歌謡を流したことなどが重なり、ことのほか上機嫌。可楽師匠の物真似をしたり、突然立ち上がって身振り手振りを交えて宮城まり子の舞台を再現したりと、見どころ満載です。
第1章 いい晩だ(9分9秒)
第2章 鶴瓶の了見(3分46秒)
第3章 若者に話してあげたい(5分39秒)
第4章 鉄拐も分身、客も分身(7分50秒)
解説テキスト