ガザに、パレスチナに生まれた
――それでも、目が覚めたらまた一日が始まる。
ガザの破壊や虐殺は、今に始まったことではない。
何度も暮らしを破壊され家族を殺され、立ち直ってもまた破壊され殺される。
それが何世代にもわたって続いてきた。
1998年から長きにわたってパレスチナを取材してきた著者は、
イスラエルのガザへの大規模侵攻が始まった2023年10月以降も、
ガザで暮らすパレスチナ人の友人たちと連絡を取りながら、
日本国内の大学や団体などで講演を行い、現地の情報を発信しつづける。
2016年刊行の『ガザの空の下』(dZERO刊)を改題し、大幅に加筆・修正・再構成。
巻頭に16ページのカラー写真も。
パレスチナで生きる人々の25年を現地取材によって克明に記録した作品。
序 章 二〇二三年秋、長年の放置と黙殺の末に
第一章 二〇〇二年冬、パレスチナ「自治区」
第二章 二〇〇五年冬、メディアに飽きられた「戦争」
第三章 二〇〇五年〜二〇〇八年、ユダヤ人たちの声
第四章 二〇〇七年夏、レバノンのパレスチナ難民
第五章 二〇〇八年夏、停戦中のガザ
第六章 二〇〇九年冬、イスラエル軍侵攻
第七章 二〇一四年夏、空爆と地上軍侵攻
第八章 二〇二三年〜二〇二六年、人々のその後
終 章 二〇二六年、テクノロジー大国と日本