もっと怒ってもいいのに

もっと怒ってもいいのに

精神科長期入院、断念と希望と
著者 植田 太郎 (著者)
発売日 2026/03/24   価格 2000円(税別)
判型・製本 四六判 並製   頁数 220
ISBN 978-4-907623-83-8   Cコード 0095
発行 dZERO   発売 dZERO

装丁:鈴木成一デザイン室

装画:坂内拓

日本の精神病床の多さと入院期間の長さは、
世界的に見て突出している。
5年以上の長期入院者は7万人以上、
死亡退院は年2万人以上。
なぜ、こんなことになってしまったのか。

「いないこと」にされてきた人たち――、
その生と死の記録。

長期入院者の退院支援、退院後の生活支援を担ってきた
若手ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)による現場報告。
生きるとは何か、社会とは何か。
本書は私たち一人ひとりに根源的問いを突き付ける。

序 章 ゆったりと流れる時間

第一章 どうしてこんなことに:精神科長期入院の歴史

第二章 誰もが慣れてしまって:退院支援のプロセス

第三章 鉄格子は消えたけれど:退院の阻害要因

第四章 それでも希望はあるか:回復と互酬性

第五章 「仕方がなかった」と言わないために:死者への返礼

終 章 怒りのゆくえ